2005~08年にタンザニアで仕事した後、2010~12年に計1年、調査のためにタンザニアに滞在しました。2014年10月からダルエスサラーム大学政治行政学部で教えるためにタンザニアに戻ってきました。darはダルエスサラーム、journalは日記という意味です。イギリス留学についてはブライトン・ジャーナル(brightonjournal.blogspot.com)をご覧ください。

Sunday, April 23, 2006

ムササニ半島

私は、タンザニアの実質的な首都ダルエスサラームの市中心部から約15分車で北上したところにある、ムササニ半島(Msasani Peninsula)に住んでいます。

ダルエスサラームを実質的な首都と書きましたが、タンザニアの法律上の首都は内陸にあるドドマという街です。私はタンザニアに来る前は、ダルエスサラームが首都だと思っていました。ドドマでは国会が開かれますが、官庁のほとんどはダルにあり、ビジネスもダルが中心です。

さて、ムササニ半島ですが、各国の大使公邸があったり、外国人が多く住んでいたりして、大きな家・アパートが並んでいる地域です。ただし、ローカルの人たちが住んでいる場所もところどころあります。

私はムササニ半島の西側にあるアパートの6階に住んでいますが、ベランダから半島の西側の内海が見えます。特に、海に沈む夕日が本当に綺麗で、日によっては、空一面がピンクと青の幻想的な色合いになり、別世界にいるような気持ちになります。

うちのそばに、ダラダラ(daladala)と呼ばれる一般市民のバス乗り場があるのですが、夕方には、たくさんダラダラが集まっていて、運転手が行き先(「カリアコー」と呼ばれる市民が使うマーケット)を連呼していたり、他にも人や車の音がして活気があります。

日が沈んだ頃、近所のスピーカーからイスラム教のお祈りが辺り一帯に流れます。あー、タンザニアだなぁと思います。

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