2005~08年にタンザニアで仕事した後、2010~12年に計1年、調査のためにタンザニアに滞在しました。2014年10月からダルエスサラーム大学政治行政学部で教えるためにタンザニアに戻ってきました。darはダルエスサラーム、journalは日記という意味です。イギリス留学についてはブライトン・ジャーナル(brightonjournal.blogspot.com)をご覧ください。

Friday, December 07, 2007

教会

南半球のタンザニアは日々暑くなってきています。


さて、少し前に知り合いのKさんにダルエスサラームにある教会に連れて行ってもらいました。私はクリスチャンではありませんが、高校がカトリックだったので、教会には比較的馴染みがあります。アフリカ、特にサハラ砂漠以南の国々にはクリスチャンの方がたくさんいて、教会は彼らにとっては大事な生活の一部となっています。私は2002年にジンバブエに滞在した際にも教会に行く機会がありました。

今回連れて行ってもらった教会は、ダルエスサラームのムウェンゲ(Mwenge)のバス停の近くにあります。思ったより大きな教会で、座席は6列くらいあり、男性の列と女性の列に分かれていました。後ろの方には床に座っている女性も何人かいました。また、子ども用の教会(託児所?)が併設されていて、教会内に子どもはほとんどいませんでした。中央奥に大きな祭壇、花飾り、それから、ドラムやキーボード等の楽器。一番後ろの席から舞台は見えないので、祭壇にはマイクやカメラが設置されており、教会内の数箇所にテレビが置いてありました。

Kさんは男性で、一緒の列に座ることはできず、気を使ってくれたのか、女性列の一番前に座っている某省の女性次官の隣の席をアレンジしてくれました。ということで、一番前の席へ・・・。ミサの内容は、キリストを称える歌、司祭のお話、お祈りなどでしたが、全てスワヒリ語でした(あたり前ですが)。隣の女性次官が時々親切に英語に訳してくださったのですが、少ししか内容がわかりませんでした。

お祈りの際には、ジンバブエの教会のときもそうでしたが、「神との対話」が行われました。皆立ち上がって、目を閉じ、各自お祈りを唱え続けます。時には手をたたいたり、リズムを取ったりしながら、皆の声が全体的に大きくなって、感情が高まっていくのが感じられました。

ジンバブエの教会でもそうでしたが、今回も私はとても疲れました。天井の扇風機は回っていましたが、教会の中は暑く、理解できない言葉が続いたためだと思います。特に最後の司祭のお話は長くて、気が遠くなりそうだったので途中で退席させてもらいました。教会の外で会ったKさんはエネルギーを得て満ち足りた表情をしていましたが・・。

もう少しスワヒリ語を習得してから、いつかまた行けたらと思います。