2005~08年にタンザニアで仕事した後、2010~12年に計1年、調査のためにタンザニアに滞在しました。2014年10月からダルエスサラーム大学政治行政学部で教えるためにタンザニアに戻ってきました。darはダルエスサラーム、journalは日記という意味です。イギリス留学についてはブライトン・ジャーナル(brightonjournal.blogspot.com)をご覧ください。

Wednesday, January 04, 2012

ザンジバル

明けましておめでとうございます。2012年になりました。昨年は、世界も日本も私自身も予想外の出来事の多い年でした。今年はきっといい年になると信じています。

年末年始、ザンジバルに行ってきました。ジンバブエの日本大使館に勤めている友人がザンジバルに行くとのことで、私も調査が煮詰まっていて気分転換が必要だったので、急遽行くことを決定。ハイシーズンなので、ホテルが予約できないかと思いましたが、ザンジバルで旅行会社を経営しているHに数年ぶりに連絡して、ストーンタウンにあるホテルの部屋を取ってもらいました。運良く初めてザンジバルに来たときに泊まったダウ・パレス・ホテル(Dhow Palace Hotel)になりました。母と来たときにも泊まったので、思い出のあるホテルです。ザンジバルまでフェリーで行きましたが、居住者許可を持っているので、エコノミークラスは20,000シリング(約1000円)と安く、2時間弱で到着しました。バスでの長時間の移動をしてきたせいか、2時間の移動は短く感じられました。

ザンジバルは3年ぶりでしたが、ストーンタウンは以前とほとんど変わっていませんでした。変わったのは、ダイビングのライセンスを取ったダイーバーズ・ショップが無くなっていたことと、客引きが前より少なくなったことくらい。今回はスワヒリ語で会話しつつ、少しザンジバル人側から物を見ることができるようになって、私が以前なぜザンジバルのストーンタウンが好きだったのかがわかりました。ストーンタウンは、現地の人の住んでいる空間と、外国人観光客用のホテルやレストラン、カフェなどのある空間がとても近いのです。観光客にとっては、ザンジバルの人々の生活圏の雰囲気を楽しみつつ、居心地の良いホテルやビーチなども楽しめます。ザンジバル人は外国人が生活圏に入ってくるのに慣れていて、その点ではザンジバル人は、本土のタンザニア人より国際的なのではないかという気もします。でも、この2つの空間とても近いのですが、混ざり合っていないということもわかります。

日本人の友達とご飯を食べたり、数年ぶりに会ったHと語り合ったりして、よい気分転換になりました。あと2ヶ月間調査に集中して、3月にタンザニアを出る前にもう一度ザンジバルに行きたいと思っています。

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