イリンガ
順番が逆になってしまいましたが、クリスマスについて。昨年のクリスマスはダルでホストファミリーと友達と過ごしましたが、2010年は南部の街イリンガでクリスマスを過ごしました。タンザニアの大使館の元同僚で、サセックス大学IDSでも一緒だったYちゃんと一緒に、ブライトンでスワヒリ語を教えてくれた友人Iのイリンガのお家を訪ねました。ダルからイリンガまでバスで片道8時間。滞在したのは数日だけでしたが、とても思い出深い旅です。Iは教会の牧師で、クリスマスの日には教会のミサに参加させてもらいました。他に、イリンガの街を見たり、教会の仕事(新しい牧師の叙任式など)に同行させてもらって、いくつか村を訪問したり、彼女のオフィス、大学、近くの中学校などを見に行きました。
Iの家はイリンガの街の少し郊外にあります。部屋がたくさんあって広いのですが、わりと新しい家なので電気が通っていませんでした。日本では、電気が無い家に住むことは考えにくいですが、タンザニアでの家の建築はゆっくりで、壁だけ建てて、まとまったお金ができてから、続きを建てるということもあったりして、電気がなくても住み始めるということもあります。
Iの家には姪、甥、その他親戚の親子も一緒に住んでいます。Iは一家の大黒柱なのでした。毎日夕食の後にお祈りの時間があって、ランプの光の下に家族が集まって、姪が聖書を朗読した後、みんなで賛美歌を歌います。それから、みんなで感謝とおやすみの握手をして、それぞれの部屋に戻っていきます。家族の大切な時間を共有してくれたことが有難いです。
Iには昨年のクリスマスの翌日に、ダルで再会することができました。今は教会の仕事をしながら、大学の夜間コースで、教師の資格を得るための勉強をしているとのこと。家族もみんな元気とのことで何よりです。
写真はIの家の外と、教会の外に村の人たちが集まっているところです。
2 Comments:
Iさんのお宅でとても素敵な時間をすごしたね!電気が不便でも逆に、ランプのまわりで家族が集まる時間もあったかいもんだね~。
私がコメントしてたら、夫が横から「風呂はどうやってるんだ?薪をふーふーしてるのか」と素朴な疑問。風呂入る習慣はないよね・・。
3月までがんばって☆
4:51 PM
くーさん、コメントありがとう。お風呂はなくて、私たちが行ったときは、台所で炭でお湯をわかして、もってきてくれたよ。涼しかったので助かりました。4月に会うの楽しみにしてるよ!だんなさんにもどうぞよろしくね。
8:03 AM
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