ナイロビ
明けましておめでとうございます。2011年になりました。私にとっては日本を出て10年という節目の年です。2001年7月末にワシントンDCに移動し、国防省(ペンタゴン)の隣の駅のアパートに入居して数日後に同時多発テロが起こりました。アパートの屋上から煙の上るペンタゴンと、その向こうにワシントン・モニュメントを眺めました。あれから10年。
トラブル続きの12月は、イリンガから帰ってきたあとに風邪をひいて寝込み、そのまま年越しとなりました。イリンガ旅行は貴重な体験だったので、近々書きたいと思います。寝ながら、昨年、一昨年・・と過去10年分の年越しのことを順番にふりかえっていました。2003年だけよく思い出せませんでしたが。。お正月といっても特別なお祝いのないタンザニアですが、マンダジ(揚げドーナツ)を作ってソーダを飲んでいたホストファミリー。私は食欲がなく、マンダジは匂いだけでもだめでした。12時を過ぎたとき、台所の窓から向かいのホテルで花火が上がっているのが見えました。
今週月曜からケニアの首都ナイロビに来ています。ナイロビはダルに比べると涼しくて過ごしやすいです。夜はちょっと寒いくらい。サセックス大学の先生のお宅に泊めていただいていますが、その先生は休暇でいらっしゃらず、大きな家にひとり。久しぶりの一人の生活は、暑さからもトラブルからも離れて、自分自身のメンテナンスにちょうどいいです。ナイロビでも調査をしていますが、調査を手伝ってもらっているケニア人の方が優秀で、人数は少ないながらも重要人物にインタビューできていて順調です。土曜にダルに戻ります。
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