2005~08年にタンザニアで仕事した後、2010~12年に計1年、調査のためにタンザニアに滞在しました。2014年10月からダルエスサラーム大学政治行政学部で教えるためにタンザニアに戻ってきました。darはダルエスサラーム、journalは日記という意味です。イギリス留学についてはブライトン・ジャーナル(brightonjournal.blogspot.com)をご覧ください。

Thursday, November 25, 2010

ドドマ①

13日から1週間、首都ドドマに行ってきました。タンザニアの首都は海沿いのダルエスサラームではなく、内陸にあるドドマという街です。1973年に、ニェレレ初代大統領が、首都をダルからドドマに移転すると決めましたが、その後、移転は進んでおらず、ドドマには国会議事堂、首相府、与党本部などがあるだけで、省庁、ビジネス、大使館などは全てダルにあるので、ダルが実質的な首都と言えます。ダル・ドドマ間は500キロ弱で、バスで片道6時間かかりました。

タンザニアでは先月末に大統領・議員選挙が行われて、ドドマの国会議事堂で最初の国会が開かれました。通常の国会とは違って、議員の就任、国会議長・副議長の選出、首相の任命、大統領の演説などが行われました。特別な国会だったこともあり、インタビューはほとんどできませんでしたが、いろいろな人にお会いしたり資料を入手したりして、充実した時間を過ごしました。それに、政治の研究って面白いのですが、難しいなぁとも感じました。

ドドマはダルよりも涼しくて過ごしやすかったです。街は小さく、聞いていたとおり信号がありませんでした。ドドマではぶどう(スワヒリ語でザビブ(Zabibu))やワインを作っているとのことで、新鮮なぶどうを買いたかったのですが、時期が違うのか見つからず、代わりに干しぶどうとりんごを買って帰りました。

写真はドドマ駅です。駅の前にあるニュー・ドドマ・ホテルによく行っていたので、ついでに撮りました。

Wednesday, November 03, 2010

スワヒリ語

タンザニアに来て1ヶ月が経ちました。とりあえず順調な滑り出しです。新しい人との出会いや発見があり、研究テーマについて考えさせられることも多く、やりがいを感じます。ただ、暑いので夏バテしないように、ポレポレで(ゆっくり)行こうと思っているうちに、逆にのんびりしすぎて、はっとすることもあります。

もう少しこまめにブログを書きたいと思っているのですが、ホームステイ先のお家でのスワヒリ語生活に慣れようとしているせいか、日本語が後回しになっています。頭の中に3つの言語の層があって、スワヒリ語が一番上、次が英語で、最後に日本語というイメージです。スワヒリ語ばかりやっていると、英語の感覚を忘れてしまうので、できるだけ英語で考えるようにしていて、そうすると、なかなか日本語でブログを書くところまでたどりつきません。

本当は英語で考えるのもやめて、スワヒリ語だけで考えるのがスワヒリ語上達のためには一番いいのだろうと思いますが、そうすると英語を忘れてしまうので、ハイリスク・ハイリターンというか・・。英語がネイティブの友人たちは英語を忘れることはないので、うらやましいです。