2005~08年にタンザニアで仕事した後、2010~12年に計1年、調査のためにタンザニアに滞在しました。2014年10月からダルエスサラーム大学政治行政学部で教えるためにタンザニアに戻ってきました。darはダルエスサラーム、journalは日記という意味です。イギリス留学についてはブライトン・ジャーナル(brightonjournal.blogspot.com)をご覧ください。

Sunday, February 27, 2011

ドドマ②

先週末まで2週間、国会のある首都ドドマに行ってきました。予想通り、今回の7ヶ月の現地調査のひとつの山場になりました。傍聴席で国会答弁の見学もしました。初日は国会議長のゲストとして、ヨーロッパの大使が何人か傍聴されていましたが、翌日から外国人は私ひとりに。国会の敷地内をうろうろしていると、目立ちます。初日に、途中で傍聴席のブースを移動したら、あとで知らない議員さんから「途中で席を移動していたでしょう」と言われたり、国会図書室の前で一休みしていたら、連日、新聞に載っている議員さんに話しかけられたりしました。まぁ目立つというのはある意味アドバンテージなのかもしれませんが。

最近、議員や国会職員や、その周りの人たちと知り合いになって、少しずつタンザニアの政治の世界に近づいてきたような気がします。論文に書けるようなきっちりした知見ではなく、タンザニア人の生活習慣や価値観などをベースに、国会や議員を身近で見て、自分自身もその世界(といっても隅の方ですが)にいるのに慣れてきたという感じです。ちなみに議員さんはMrやMsではなく、英語のHonourableにあたる「ムヘシミワ(Mheshimiwa)」という敬称をつけて呼びます。昨年11月に国会に行ったときにはうまく言えませんでしたが、今ではすらりと言えるようになりました。

明日から南部リンディに調査に行ってきます。

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