2005~08年にタンザニアで仕事した後、2010~12年に計1年、調査のためにタンザニアに滞在しました。2014年10月からダルエスサラーム大学政治行政学部で教えるためにタンザニアに戻ってきました。darはダルエスサラーム、journalは日記という意味です。イギリス留学についてはブライトン・ジャーナル(brightonjournal.blogspot.com)をご覧ください。

Monday, July 10, 2006

アクロニム

タンザニアの開発援助に関する仕事をしていると、たくさんのアクロニム(英語の略語)が出てきます。

Pから始まるものが特に多いと思うので、ためしに並べてみますと、PRS、PRBS、PRSC、PAF、PEDP、PFMRP、PMS、PMMP、PER、PHDR、PSRP、PSD、・・・、それぞれタンザニアの開発に関する計画、報告書、プログラムなどを意味する英語の略語です。Pから始まるアクロニムが多いのは、貧困(Poverty)という言葉が最初に使われることが多いからだと思います。

タンザニアに対して支援を行っている先進国ドナーは、タンザニアの開発に向けた取り組みを支援するパートナーであるという意味をこめて、自分たちのことを「開発パートナー(Development Partner:DP)」と呼んでいます。また、タンザニアには開発パートナーグループ(Development Partners Group:DPG)という援助を行うための枠組みができています。

DPG関連の会議に出ると、アクロニムが出てきますので、最初は何について話しているのかわからず困ります。私自身、赴任当初は悩まされました。しかし、しばらくするとアクロニムに慣れて、自然と自分でも使うようになるから不思議です。スワヒリ語の単語もこのくらいすんなり身についてくればいいのですが。

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