2005~08年にタンザニアで仕事した後、2010~12年に計1年、調査のためにタンザニアに滞在しました。2014年10月からダルエスサラーム大学政治行政学部で教えるためにタンザニアに戻ってきました。darはダルエスサラーム、journalは日記という意味です。イギリス留学についてはブライトン・ジャーナル(brightonjournal.blogspot.com)をご覧ください。

Sunday, January 07, 2007

2007年

あけましておめでとうございます。2007年です。私にとっては高校を卒業して10年ということになります。知らぬ間にだいぶ大人になりました。

年末年始に、2冊小説(「Atonement」「Kite Runner」)を読んだのですが、舞台がイギリスとアフガニスタンで異なるのに、偶然にもどちらも「罪の償い」がテーマでした。主人公は子どもの頃に、家族(あるいは家族に近い人)を裏切り、傷つけてしま、大人になってから赦しを求めるという内容です。戦争が影響する点、主人公が小説家になる点も共通しています。

主人公が赦しや救いを求めるというのは、私の好きな映画「Tsotsi」と「Man on Fire」のテーマでもあります。いずれの小説・映画も最後に主人公が赦されるかどうか、救われるかどうかがポイントです。

罪の償いといえば、以前、クリスチャンの友人が「何かを達成する過程は、神様に罪を許してもらう過程だ」と言っていたことを思い出します。罪が大きければ大きいほど達成までに時間がかかるのだとか。

タンザニアのポレポレ(ゆっくり)風土に馴染んでしまったからか、何かを達成したいと強く願うことが苦手になってきたように感じます。が、今年の抱負は立てました!自分が過去に犯した間違いが大きいのか小さいのかはわかりませんが、達成に向け、謙虚な気持ちで努力していきたいと思います。

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