2005~08年にタンザニアで仕事した後、2010~12年に計1年、調査のためにタンザニアに滞在しました。2014年10月からダルエスサラーム大学政治行政学部で教えるためにタンザニアに戻ってきました。darはダルエスサラーム、journalは日記という意味です。イギリス留学についてはブライトン・ジャーナル(brightonjournal.blogspot.com)をご覧ください。

Monday, January 15, 2007

ミギロ国連副事務総長

1週間ほど前に、タンザニアのアシャ・ローズ・ミギロ外務大臣が、国連副事務総長に任命されました。

国連事務総長が、アナン氏(ガーナ)から潘氏(韓国)に交代し、国連人事が変わる中で、国連ナンバーツーの副事務総長にタンザニア人が選ばれたことには驚きました。この副事務総長というのはアナン前事務総長が創設したポストだそうで、ミギロ女史は、フレシェット女史(カナダ、元防衛相)、マロック・ブラウン氏(英国、元UNDP総裁)に続いて3人目で、アフリカ出身者が選ばれるのは初めてです。

国連ですので、地理・ジェンダーバランスを考慮してのことだと思いますが、ミギロ女史のアフリカ大湖地域(タンザニア周辺の政治的に不安定な地域)の平和構築の取り組みや、高いマネジメント能力も買われたようです。

当地の新聞もこのニュースを大きく取り上げ、連日、ミギロ女史を祝福する記事が掲載されています。タンザニア人にとっては、年の始めに励みになる嬉しいニュースでした。

国連には課題がたくさんあり、大変な任務ですが、ミギロ女史の活躍をお祈りいたします。(ミギロ国連副事務総長のウェブサイト(英文):

http://www.un.org/sg/deputysg.shtml

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