ザンジバルの歌姫
先日、NHK BS2で「世紀の歌声 ザンジバル島・推定95歳の歌姫」という番組を見ました。ザンジバル島の推定95歳の歌手、ビ・キドゥデさんについて取り上げた番組です。
キドゥデさんについては、JATAツアーズ(ダルにある旅行会社)の根本さんの「ダルエスサラーム便り」にも詳しく書かれています。
2005~08年にタンザニアで仕事した後、2010~12年に計1年、調査のためにタンザニアに滞在しました。2014年10月からダルエスサラーム大学政治行政学部で教えるためにタンザニアに戻ってきました。darはダルエスサラーム、journalは日記という意味です。イギリス留学についてはブライトン・ジャーナル(brightonjournal.blogspot.com)をご覧ください。
先日、NHK BS2で「世紀の歌声 ザンジバル島・推定95歳の歌姫」という番組を見ました。ザンジバル島の推定95歳の歌手、ビ・キドゥデさんについて取り上げた番組です。
先日、近所の輸入雑貨のお店に立ち寄りました。主にヨーロッパから輸入した食器、アクセサリー、日用雑貨などをおいていて、私も大学生の頃によく買い物したお店です。
あいかわらず可愛いものを集めているな。。と思って店内を歩いていたら、見慣れた布を発見。タンザニアの布、カンガです。1枚だけでしたが、値札を見ると3500円!タンザニアでは2枚セットで350円くらいなので、20倍の値段です。
日本の貿易統計によると、06年に日本がタンザニアから輸入した綿織物の総額は約100万円です。きちん内訳を確認していませんが、カンガもこの中に含まれるのではないかと・・。日本には一体何枚のカンガが出回っているのでしょうか?因みに、日本のタンザニアからの主要輸入品は、金(約4億円)、コーヒー(約3億円)、ごま(約1.5億円)などです。
タンザニアでずっと海の近くで生活していたせいか、帰国してから海欠乏症(?)になっていたのですが、Oさんが誘ってくれて江ノ島に行ってきました。やっぱり海はいいです。右は江ノ島で撮った写真です。
さて、タンザニアから持ってきた写真集をご紹介します。タンザニアでは、本屋やお土産屋さんなどで写真集をよく見かけます。外国人向けで値段がちょっと高めですが。
1."Zanzibar Style": タンザニアで最初に買った写真集。残念ながらインターネット上に表紙の写真が見つかりませんでした。ザンジバルのZanzibar Galleryというお土産屋などでは英語以外の言語のものも販売しています(日本語はありません)。ザンジバルのいろいろな場所、人、文化などがぎゅっとつまっています。この本の写真を撮影したJaved Jafferji氏は、下記のSwahili Kitchen他、多数の写真集を出しています。
2."Swahili Kitchen"(←タイトルをクリックして、Quick Searchで検索すると本の紹介が出ます): スワヒリ文化圏であるケニアのラム島とモンバサ、タンザニアのザンジバル島、ダルエスサラーム、マフィア島のホテル・レストラン・料理が写真で紹介されています。レシピ付きなので、実際に作ることもできます。これを見ると、日本でもスワヒリ料理はうけるのではないか?と思いますが、ココナッツミルク、パッションフルーツ、タマリンドなど手に入りにくい食材も多いので難しいかなぁ。
3."Tanzania: Portrait of a Nation": 訳すと「タンザニア:国家の肖像」でしょうか。上記2冊と違い、社会科の資料集のようで、タンザニアの地方の街や工場などの写真が多いです。旅行で行った方が見ても面白くないかもしれませんが、住んでいる人にとっては、地方の街の様子など、何気ない写真がタンザニアらしいと感じられると思います。
4."Tropical Minimal": これは何と訳すのでしょうか・・「ちょっとだけ熱帯」?南国の家やインテリアの写真集で、実はタンザニアは出てこないのですが、タンザニアを発つ直前に見つけ、買わずにはいられなかった本です。海や林など自然と調和した、私にとって理想的な住空間がたくさん載っていて、今でも寝る前などによく眺めています。温暖化が進むと、いずれ日本でもこういう家に注目が集まるかもしれません。
写真集なので、言葉で説明するのが難しいですね。ご関心ある方にはお見せしたいと思います。