Jの家①
以前、Jに5万シル貸した話を書きましたが、まだお金は返してもらっていません。その代わりなのか、家に招待され、2度Jの家をお邪魔しました。
Jの家はダル北部のムベジ・ジュー(Mbezi Juu)という丘の上にあります。庭が小さな畑になっていて、台所とトイレが外にある、タンザニアの田舎にあるような家です。
Jは奥さん、子ども3人と、メイドさんと一緒に住んでいます。Jと奥さんのNは英語を話しますが、子どもたちとメイドさんは話しません。メイドさんは南部リンディ州出身の10代の女の子で、親戚ではないそうです。2002年にジンバブエに滞在した際にお邪魔したジンバブエ人の友人の家にもメイドさんがいました。日本ではメイドさんというと、お金持ちの家にいるイメージですが、アフリカでは一般家庭にもいるのですね。
1回目にJの家に行ったときには、ピラウ(ピラフ)とカチュンバリ(サラダ)をいただきました。Jを含むタンザニア人の多くは普段はウガリ(タンザニアの主食)を食べますが、お米もピラウなどにして時々食べます。ただ、ピラウはお客さんがきたときや、お祝いなどのときに作るもののようです。ご飯をいただきながら、食事の話になり、Nからウガリの作り方を教えてもらうことになり、1ヶ月後にもう一度Jの家に行くことになりました。
タンザニア人はお客さんを家に呼んだら、暖かくもてなすと聞いてはいましたが、Jの家族もそうで、帰りにはお土産にラベンダーのポプリをいただきました。
写真はいずれもJの家の近く、左上は教会の看板です。